メルカリも一緒!商売は続けてナンボや
「商売は続けてナンボ」
ずいぶん前に読んだ吉田基晴著『本社は田舎に限る』に書いてあった言葉です。
吉田基晴氏が社長をしているサイファー・テック株式会社は、多くの中小企業同様、リーマンショックで大きな打撃を受けたそうです。
その時のことを紹介する章に、
私の父はいまも日和佐で小さな金物屋を営んでいますが、口癖のように「商売は続けてナンボや」と言っています。父もそれを祖父から教わったそうです。まずは信頼を得るために続ける。信頼を得たところで、ようやく商売がスタートする。私もこのときほど「続けてナンボ」を実感したことはありません。
(中略)
これは結果論ではあるのですが、やはり何事も愚直に続けられないとダメだなと思います。いま若い人たちからさまざまな相談を受けたときにも「とにかく続けろ」と言っています。
...という一節があります。
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メルカリで売れているのは、継続して出品をしている人たちです。毎回の取引を大切にして、良い評価を積み重ねている人たちです。トラブルがあったとしても、その度に真摯な対応をとり、信頼を積み重ねてきた人たちです。
私も最初は発送が面倒になったり、一部のクレーマーのようなお客さんに悩まされ、やめようかな...と思ったことがありましたが、「私の出品を楽しみに待ってくれているお客さんもいる。すこしでも期待にこたえたい」というおもいで、今まで続けてきました。
だんだんと良い評価が増え、フォロワーも増え、新しいお客さんも増えました。ありがたいことに、今では出品するとすぐ売れる状況が続くようになりました。
メルカリで買い物をする人は、出品者の評価を気にします。いくら自分の心の中で、「もし売れたら誠実、丁寧に対応します!」と思っていても、お客さんには伝わりません。
良い評価を積み重ねることが大切です。そのためには毎回の取引を誠実、丁寧に行うことです。
コツコツ出品をして、お客さんが満足してけれるように対応をする。良い評価を積み重ねる。良い評価がモチベーションにもなりますし、お客さんが購入してくれるかどうかひとつの基準になります。
何事もコツコツ、愚直に続けていく。
言うのは簡単ですが、実行するのは難しいですよね。でも、実行できた人には必ずいいことがあると思っています。
では!